台北市の多目的施設「台北アリーナ」(台北小巨蛋)が、1日で正式開業20周年を迎えた。3日に記念の会見が開かれ、蒋万安(しょうばんあん)台北市長は施設内のアイススケート場の利用料を、年内は平日に限り半額にすると発表した。
台北市立野球場の跡地に建てられ、2005年に開業した同施設。最大で1万5000人収容のアリーナではこれまで、各種スポーツの大会の他、国内外のアーティストによる公演や各種授賞式、総統の就任式典(08年)も開かれてきた。
蒋氏は、アイススケート場は20年前、同施設で最初に解放された設備で、台湾初の国際基準のスケート場でもあると紹介。アリーナと併せて数えきれないほどのパフォーマンスが行われてきたと語った。
同施設と同じく台北メトロレクリエーション(北捷遊憩)が運営する遊園地「児童新楽園」と猫空ロープウェイでも5日まで、1日券の半額キャンペーンを行う。

