(台北中央社)鄭麗君(ていれいくん)行政院副院長(副首相)は6月30日、今年の観光目標について、訪台客930万人、観光産業全体の産出額9000億台湾元(約4兆6000億円)を掲げる方針を示した。
行政院(内閣)観光産業振興諮詢会議第5回会合で述べた。行政院が報道資料で明らかにした。
鄭氏は、台湾の観光ブランドイメージを引き続き強化し、乗り継ぎ客を対象に実施している無料半日ツアーの他、展示会や国際会議に参加する外国人ビジネス客による“ついで”観光、クルーズ船観光を通じて世界の観光客を呼び込むとした。
展示会や国際会議のついで観光に関し、政府として展示会や国際会議の誘致を積極的に進めていくと説明。また、卓栄泰(たくえいたい)行政院長(首相)が打ち出した内需拡大政策に合わせ、平日の国内旅行への優遇とインバウンド(訪台旅行)の強化といった「観光両輪駆動策」で市場規模の拡大と国内観光産業の成長促進につなげると述べた。
「観光立国」を目指す台湾。昨年には、2030年までに観光産業の市場規模を1兆元(約5兆1000億円)とする目標を掲げた。昨年の訪台客は857万人を超え、国・地域別では日本、韓国、香港・マカオからの旅行者がそれぞれ100万人を突破した。