(台北中央社)米大リーグのヤンキースは26日、ドラフト外契約を結んだ頼謙凡投手(18)の入団会見を台北市内のホテルで開いた。会場には頼の家族の他、メジャー通算68勝(34敗)のOB王建民氏も招かれ、米球界挑戦を祝福した。
ヤンキース入りは、台湾人選手としては台湾プロ野球・中信ブラザーズで投手コーチを務める王氏、メジャーに昇格することなく退団した同・台鋼ホークスの郭阜林内野手に続く3人目。契約総額は、奨学金などを含むと100万米ドル(約1億6千万円)に上るという。
183センチ、82キロの右腕。ヤンキースの国際スカウト、李朋坡氏によれば、ヤンキースは頼について高校2年の時から興味を示していたが、頼が台湾代表に選ばれた昨年9月のU18ワールドカップを球団幹部が視察したのがきっかけで獲得に踏み切ったという。沖縄で行われたこの大会で頼は3試合に救援登板し、7回1失点14奪三振でチームの銅メダルに貢献した。
国際スカウト部長のマリオ・ガーザ氏は、最速154キロの直球やメジャーでも「エリート級」のカーブを投げる頼を高く評価するとともに、チームの役に立ってほしいと期待を寄せた。
頼は、念願のヤンキース入りを果たしたことについて「母がうれし涙を流し父も喜んでくれた」と話した。今後のプロ生活については「何より大切なのはけがをしないこと」とし、「どこまでやれるか全力でチャレンジしたい」と意気込んだ。

