(台北中央社)墓参りの日とされる清明節(5日)に伴う連休期間に、前線の影響で各地でまとまった雨が降った。経済部(経済省)の頼建信常務次長は4日の記者会見で、今回の降雨により、台湾各地のダムへの流入量が約9550万トン増加する見込みだと明らかにした。
台湾では昨年12月から今年2月にかけて降水量が少ない状態が続き、西台湾の冬の降水量は同時期として1951年以来の最低を記録した。3~4月の降水量も、やや少ないから平年並みで推移すると予想されている。
頼氏によれば、雨は4日未明から降り始め、特に北部・新竹県や中部・苗栗県でまとまった降水が観測された。中央気象署(気象庁)は、雨が7日にかけて続く可能性があるとしている。
貯水率については、新竹のダムで従来の24%から45~50%程度まで上昇する可能性があると指摘。苗栗のダムでも40%以上に回復する見通しで、今後さらに改善が進むとみられる。
5日午後4時現在、両県の主なダムの貯水率は、新竹・宝山ダム29.82%、宝山第2ダム27.36%、苗栗・永和山ダム40.89%、鯉魚潭ダム31.48%。