(花蓮中央社)東部・花蓮県など3県市にまたがるタロコ(太魯閣)国家公園は、2024年の東部沖地震やその後の台風、大雨による被害を受け、今も復旧作業が続いている。同公園管理処の劉守礼処長は23日までに、今年と来年の2年間が復旧の山場だとの見方を示した。
地震は2024年4月3日に発生、規模を示すマグニチュード(M)は7.2で、花蓮県では震度6強を観測した。地震による死者18人のうちの多くがタロコで土砂崩れや落石に巻き込まれた。
劉氏は復旧の重点として、地震や同年の台風21号により大規模な土砂災害が起きたブロワン(布洛湾)連絡道路と、大雨による土砂災害で水道管が破損するなどの被害があった白楊歩道(ハイキングコース)を挙げた。
今年2月には、緑水レクリエーションエリア(遊憩区)内の一部ハイキングコースや、タロコビジターセンター(遊客中心)の売店などが再開した。劉氏は、ビジターセンターの来場者数は地震前の水準に戻ってきている他、デカルン(得卡倫)歩道から大礼大同歩道に至る山道には多くの外国人観光客が訪れていると話した。
また、主要道路の中横公路では工事のため、時間帯による通行規制が行われていることに触れ、待ち時間中の観光の選択肢を増やしたいと語った。