アプリで読む
ダウンロード

フランス紙記者、台湾に「一目ぼれ」 阿里山鉄道の乗車は「素晴らしい体験」

鉄道旅行の記事を専門とするフィガロ紙の記者、ジャン・マルク・ド・イエーガーさん(本人提供)
鉄道旅行の記事を専門とするフィガロ紙の記者、ジャン・マルク・ド・イエーガーさん(本人提供)

(パリ中央社)台湾に「一目ぼれ」したと語る男性がいる。フランス・フィガロ紙の記者、ジャン・マルク・ド・イエーガーさん。鉄道旅行の記事を専門とし、昨年の台湾旅行では南部・嘉義などを走る阿里山林業鉄路(林鉄)に乗車した。「本当に素晴らしい体験だった」と振り返っている。

昨年1月の訪台時には台湾高速鉄道(高鉄)と台湾鉄路(台鉄)などに乗り、台湾本島を一周した。その後出版した台湾や日本、中国、タイ、マレーシアなど9カ国・地域22路線の鉄道の旅を紹介した著書では、台北、中部・台中、南部・高雄、東部・花蓮などの都市に加え、台鉄の観光列車や阿里山国家森林遊楽区、台湾の弁当などにも言及した。

台湾で最も好きになった鉄道は林鉄。山あいを数時間かけて数十キロ走るゆったりとした感覚を味わえた。午前4時台発の列車には多くの人が乗り、自身は終始立ったままだったが、早朝にコーヒーを飲みながら日の出を見て、再び列車で下山する様子が印象に残っている。

線路と海岸線が近い東部で見た青い太平洋も忘れられない。これまで記者として多くの国を訪れ、さまざまな景色を見てきたとしつつも、台湾は特別な存在だ。「一つの国に一目ぼれすることはほとんどないが、台湾には完全に魅了された」。3週間の滞在後、台湾を離れることが悲しかった。

台湾については、中国よりも日本に似ている印象を受けた。鉄道ファンの視点から見ても、台湾と日本の人々は鉄道文化を愛し、多くの人が手帳に駅の記念スタンプを集めていると感じる。

ド・イエーガーさんが愛用する、阿里山林業鉄路の列車がデザインされたキーホルダー(本人提供)
ド・イエーガーさんが愛用する、阿里山林業鉄路の列車がデザインされたキーホルダー(本人提供)

鉄道旅行の魅力は、一つ一つの駅に発見の機会があること。これこそが「旅は目的地と同じくらい重要で、急がずに数々の不確実性を受け入れる」とする自身の哲学だ。

ド・イエーガーさんは、4月17日から長期休暇を取得して旅行を計画。欧州からアジアを目指す旅で、まだ多くの場所を探索できていないことや、理解が足りないことを考慮し、ゴールを台湾に選んだ。5月21日に中国から船で離島・馬祖に到着し、1泊後に再び船で北部・基隆に向かう予定。

台湾の5月は湿度が高く雨が多い時期だ。だがド・イエーガーさんは「台湾にいられるだけで十分だ」と話し、再訪の喜びをにじませた。

(曽依璇/編集:齊藤啓介)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
57