(台北中央社)中央気象署(気象庁)は24日、今冬(昨年12月から今月まで)の台湾の平地の平均雨量が1951年以来5番目の少なさになるとの見方を示した。22日までに11カ所の観測所で観測された雨量が平年の6割程度にとどまっている。西台湾の6カ所の観測所で観測された雨量は、同年以来で最少になる見通し。
同署気象予報センターの黄椿喜主任は記者会見で、今冬の雨量は北部や東台湾に集中していたと説明。今月22日までの雨量は、北部・台北、新竹、中部・台中、南部・嘉義、離島・彭佳嶼の観測所で設置以来最少だったと述べた。
1951年以来最少となる見通しなのは、西台湾にある台北、新竹、台中、嘉義、台南、恒春(南部・屏東県)の観測所で観測された累積雨量で、22日までの平均雨量は平年の17%に当たる24.3ミリとなっている。
黄氏は、3月から5月にかけて、気温は平年通りからやや高くなり、雨量はやや少ないか平年通りになる見込みだと語った。
その上で、春は雨が比較的少ない季節で、水不足の解消は見込みづらいとの考えを示し、節水を心がけるよう呼びかけた。5月の降雨もやや少ないとした上で、梅雨については引き続き状況を注視する必要があると話した。