(台南中央社)米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は24日、南部・台南市に設置した研究開発拠点の看板除幕式を行った。出席した黄偉哲(こういてつ)台南市長は、同市がAI(人工知能)産業において重要な進展を遂げたことを示していると喜びを語った。
市は、AMD台南オフィスの正式な供用開始後、南部での科学技術の人材育成を促進するだけでなく、市のAI産業の発展に重要な進展をもたらすことに期待を寄せた。黄氏はまた、台南はグリーンエネルギーやコンピューターのデータ処理能力、人材の分野で強みを持ち、AI産業の発展に最適な都市だと強調。台湾を「AIアイランド」に導いていくことだろうと自信をにじませた。
台南市への研究開発拠点設置に向け、AMDの幹部は昨年8月、同市を訪れ、AI産業発展の方向性などについて話し合っていた。