亜洲大学付属医院豊中分院は10日、タピオカミルクティーや紅茶などドリンクスタンドの飲み物を日頃から水代わりに飲んでいた男性(32)が、尿管結石を原因とする急性水腎症を発症する事案があったと公表した。
泌尿科の劉文斌医師によると、この男性は突然腰に強い痛みを覚え、全身に冷や汗をかき、立てなくなったため、病院を受診。レントゲン検査で左側の尿管に縦5ミリ、横7ミリの結石が詰まっていたことが分かった。排尿できず、尿管が膨張していたばかりか、急性水腎症と血尿の症状も出ていたという。
体外衝撃波結石破砕術で結石を砕き、1週間後には腎臓の機能が正常に戻った。
男性は調理師で、高温の調理場で大量に汗をかいていたが、水分補給をする十分な時間がなかったらしい。高校生の時にも、屋外での運動後、ドリンクスタンドの飲み物を水代わりにして腎臓に結石ができ、病院で治療した経験があった。
劉医師は、成人の場合、毎日2000~3000ccの水を飲む必要があり、尿の色は薄い黄色か透明であるべきだと強調。汗をかきやすい人は、飲む水の量も増えるとし、塩分の多い食事やシュウ酸の多いほうれん草やチョコレート、ナッツ、濃いお茶の摂取を減らすよう呼びかけた。また腰の痛みや血尿、吐き気、排尿時に痛みを感じた場合は、早急に医療機関を受診するよう求めた。

