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総統、監察院長に陳永興氏を指名 立法院での同意経て任命へ/台湾

2026/06/11 13:47
監察院人事を発表する蕭美琴副総統(前列中央)と次期監察院長に指名された陳永興氏(前列右)=2026年6月11日、中央社記者呉家昇撮影
監察院人事を発表する蕭美琴副総統(前列中央)と次期監察院長に指名された陳永興氏(前列右)=2026年6月11日、中央社記者呉家昇撮影

(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は、次期監察院長に元立法委員(国会議員)の陳永興(ちんえいこう)氏を指名した。蕭美琴(しょうびきん)副総統が11日、記者会見で院長を含む監察委員29人を発表した。監察委員が7月末で任期満了を迎えるためで、立法院(国会)の同意を経てから任命する。

監察院は五権の一つである監察権を持つ機関で、公務員や国家機関の不正に対する弾劾権、糾挙権などを有する。監察委員の任期は6年。

蕭副総統は今回の人事について、頼総統は「人々のための監察院」になることを期待し、①専門分野が幅広く、監督機能を全面的に発揮できる②人権擁護に熱意があり、社会的弱者の権益に目を向けられる③地域とのつながりが深く、市民の声に積極的に耳を傾けられる─の3点を考慮して監察委員を指名したと説明した。

陳氏は高雄医学院(現高雄医学大)卒業。総統府の報道資料によれば、学生時代に台湾原住民(先住民)の支援活動に参画し、卒業後は精神科医療に従事した。台湾人権促進会会長や国民大会代表、立法委員、高雄市政府衛生局長、羅東聖母医院院長などを歴任した。

監察院のトップを巡っては、2020年に監察院長に就任した陳菊(ちんきく)氏が今年1月に健康上の理由で辞職したことにより、現在は李鴻鈞(りこうきん)氏が代理院長を務めている。

(高華謙、葉素萍/編集:田中宏樹)

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