(台北中央社)台北の人気観光スポット、龍山寺の正面に位置する艋舺公園で進められていた改修工事が完了し、17日、供用開始を記念する式典が催された。長い歴史を持つ同公園は改修を経て、龍山寺を一望できる開放的な空間に生まれ変わった。蒋万安(しょうばんあん)台北市長は、歴史あるランドマークの再生が地域の発展につながればと期待を寄せた。
台北市政府は昨年7月、総額2億台湾元(約9億7000万円)余りを投じて、同公園の景観改善に着手。公園内の広場には定時に光と水が織りなすショーが行われる噴水が整備され、普段は静かな水面に龍山寺の建物が鏡のように映し出される。園内には三面観音の銅像も設置された。艋舺公園と龍山寺のつながりを示し、観音信仰の意義を伝えている。
艋舺公園と龍山寺一帯は、清朝時代から地域の信仰と交易の中心として栄えてきた。公園内の池や噴水などの水辺の景観は、1740年に設けられたハス池に始まり、時代とともに姿を変えてきた。
艋舺公園のリニューアルに合わせ、同市政府は周辺の商店街や市場、文化・芸術施設と連携し、11月7日までの毎週末、多彩なイベントを開催。地域経済の活性化を図り、地元の文化や魅力を発信する。17日には懐かしの歌謡ショーが開かれた。24日夜にはダンスカンパニー「クラウドゲート」(雲門舞集)による特別野外公演が予定されている。
