(屏東中央社)南部・屏東県の離島、小琉球で15日、米国人観光客2人が絶滅危惧種に指定されているウミガメを触ったとして、野生動物保育法違反の疑いで台湾屏東地方検察署(地検)に送致された。
海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)南部分署第5岸巡隊が17日に発表した報道資料によると、15日に外国人観光客が島内の観光スポット「花瓶岩」の浜辺でウミガメを触っていると通報があったという。
職員が現場に駆け付け、通報者と証拠映像を照合したところ、映像に写っていた外国人観光客の体格や特徴が、米国人観光客の男女2人と一致していたことが分かり、2人を安全検査所に連行し、事情聴取を行った。
同隊によれば、屏東科技大の野生動物保育サービスセンターが、触られたウミガメはアオウミガメだったと確認。証拠の整理を終えた後、巡視艇で2人を台湾本島に移送し、同日夜に屏東地検に出頭させた。
同隊は、野生動物保育法では、保護対象の野生動物への嫌がらせや虐待、捕獲、殺すことが禁じられていると説明。違反者は1年以下の懲役、拘留または6万台湾元(約30万円)以上30万元(約150万円)以下の罰金が科され、併科されることもある。違反行為によって野生動物を死なせた場合、2年以下の懲役、または最高50万元(約240万円)の罰金が科されるとしている。
同隊は観光客に対し、海岸や海域で水辺のレジャーを楽しむ際には、「触らない、踏まない、餌を与えない、驚かせない」といった原則を守り、適切な距離を保つように求めた。