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駐日代表「われわれが共に対処する敵は一つだけ」 台日協力の支持者に呼びかけ/台湾

2026/08/11 17:16
李逸洋駐日代表(本人のフェイスブックから)
李逸洋駐日代表(本人のフェイスブックから)

(東京中央社)長崎市が9日に開いた平和祈念式典で、台湾代表の座席が「外交団エリア外」に置かれ、国家としての尊厳と地位を傷つけられたとして、李逸洋(りいつよう)駐日代表(大使に相当)が出席を見送ったことを巡り、台日双方で関心が高まっている。李氏は10日、自身のフェイスブックで、台日協力を支持する全ての人に対し「われわれが共に対処する敵は一つだけだと認識してほしい。それは背後で操作し、台日友好を破壊する中国だ」と訴えた。

李氏は、台日の友情の深さに「疑いの余地はない」と表明。一方で、日本人の中に親中派がいれば、台湾人の中にも反日派がおり、台日関係が100点満点だと言ったことは一度もないとし、今回の長崎の事案を拡大解釈して台日関係を全面的に否定する必要はなく、「単一事案に過ぎない」と冷静な反応を求めた。

その上で、今回の行動について「戦略的な高い視点から、台湾の国家地位の矮小(わいしょう)化の問題に対処した」と説明。長崎市が中国の対台湾法律戦の片棒を担いでいると仮定した場合、台湾が外交使節団とは異なる待遇を黙って受け入れてしまえば、連鎖反応が生じる恐れがあると指摘した。また、先例を作れば「中国は日本の各地方でわれわれが苦労して築き上げた台日関係を一つずつ破壊していくだろう」と危機感を示した。

▽長崎市長「外交エリアは設けていない」

日本メディアによれば、台湾代表の座席配置を巡り、長崎市の鈴木史朗市長は10日、「外交エリアという名称のエリアは設けていない」と説明。各国大使や国際機関の出席者のための「海外エリア」を設けており、台湾代表もそのエリア内に配席したと述べた。台湾代表の座席は各国大使の後ろの列に配置したという。

(戴雅真/編集:名切千絵)

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