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中国の軍用機延べ6機が中間線越え 総統就任式前日に/台湾

2024/05/20 12:19
中国軍用機の動きを示す略図=国防部の公式サイトより
中国軍用機の動きを示す略図=国防部の公式サイトより

(台北中央社)国防部(国防省)は20日、同日午前6時までの24時間に中国の軍用機延べ6機と軍艦延べ7隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認したと発表した。このうち軍用機延べ6機は台湾海峡の暗黙のライン「中間線」やその延長線を越えて台湾の北や南西の空域に進入した。軍用機が台湾海峡周辺で活動したのは、台北市内で20日午前に行われた総統就任式の前日に当たる19日午前9時43分から午後4時48分まで。

軍用機は北部・基隆から約43カイリ(約80キロ)の地点や台湾本島最南端ガランピ(鵝鑾鼻)から約61カイリ(約113キロ)の地点まで近付いた。

国防部は、国軍が軍用機や軍艦、沿岸部に配備するミサイルシステムで厳密に監視し対応したとしている。

(游凱翔/編集:田中宏樹)

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