 
                  年に1度のアートの祭典「台北白夜祭」(ニュイ・ブランシュ、白晝之夜)が11月1日午後2時から翌日午前2時まで、台北市の円山エリアで開催される。芸術作品の展示やパフォーマンス、マーケットなどを通じ、市民と芸術の距離を近づける。
フランス・パリ発祥の同イベント。台北では2016年に初開催され、毎年11月の第1週の週末に開かれている。開催は今回で10回目。
従来はオールナイトで行われていたが、動植物や周辺住民への影響を考慮し、昨年から開催時間を調整した。
今年は台北円山自然景觀公園をメイン会場に、「Hi Story」をテーマとして過去と現在、未来の対話を表現する。
イベントに合わせ、台北メトロ(MRT)淡水信義線円山駅と民権西路駅は2日午前2時まで営業時間を延長する。台北駅までの区間で運転し、途中駅は下車のみ可能とする。市文化局は来場者に対し、公共交通機関の利用や雨具、懐中電灯の用意を呼びかけている。

