南部・高雄市政府運動発展局が同市の小中高生を対象に、同市の澄清湖球場を本拠地とする台湾プロ野球、台鋼ホークスの今年下半期に行われるホームゲームを50台湾元(約240円)で観戦できる取り組みを始めた。約20試合、計7155席が小中高生に開放される。
通常は300~400元(約1400~1900円)のチケットを購入する必要があるが、陳其邁市長は、市政府は誰もがスポーツを楽しむ権利があるとするスポーツ平等政策の推進に取り組んでいると説明。子供たちにプロ野球の楽しさを知ってもらいたいと語った。
1人当たり最多5試合が観戦可能。希望者は交通系ICカード「iPass」(一卡通)機能が付いたデジタル児童・生徒証の番号を使い、インターネットで予約をする。予約は3日午前10時から受け付けている。