(新竹中央社)陸軍聯兵(諸兵科連合)第584旅(旅団)戦車営(大隊)は20日未明から早朝にかけ、米国製主力戦車M1A2T「エイブラムス」の基地外での訓練を実施した。北部・新竹県の湖口営区(駐屯地)から新竹市の空軍新竹基地までの約22キロを走行し、北部地域が戦場になった場合の対応能力を強化した他、重量が約70トンに及ぶ戦車が台湾の道路環境に適応していることについて検証した。
台湾は米国から108両のM1A2Tを調達し、今年4月までに全て台湾に引き渡された。M1A2Tの基地外での訓練は昨年12月に続き2回目。
この日の訓練では6両のM1A2Tが出動した。途中、橋を渡る際には、敵からの攻撃によるリスク分散のため、分かれて通過する方式が取られた。
新竹基地のある南寮地区は、北部防衛の要とされている。今回の訓練では、敵軍が海岸から上陸もしくは空挺(くうてい)降下した場合を想定し、重装甲部隊がいかに迅速に態勢を整え、基地防衛部隊と共に軍種横断で反撃や重要拠点の防衛を実施するかを検証した。
また戦車の出発前には、命令を受けた隊長がチーム・アウェアネス・キット(TAK)と呼ばれるスマートフォンシステムを通じ、隊員に任務内容を伝えたり命令を下したりする様子も見られた。

