(台北中央社)交通部観光署(観光庁)は17日、台湾旅行のリピーター獲得に向けた優遇措置を検討していると明らかにした。条件を満たす旅行客に5千台湾元(約2万5千円)相当、同行者に3千元(約1万5千円)相当の特典を提供する予定だとしている。日本市場を重視している姿勢も示した。
同署は報道資料で、日本のパスポート(旅券)申請時にかかる手数料が7月1日から減額されることや、日本旅行業協会(JATA)がこれに併せて拡充する日本人海外旅行者数の回復に向けた「もっと!海外へ」キャンペーンに言及。日本の海外旅行(アウトバウンド)市場が成長する機会をしっかりと捉えたいとの考えを示した。
また、日本側の海外旅行促進策と台湾側の優遇措置の相乗効果で、日本人の訪台意欲がより高まることに期待しているとした。日本は従来から台湾にとって最も重要かつ消費力が安定した旅行客の供給元の一つだとした上で、今後は初めて訪台する旅行客の誘致だけでなく、リピーターや富裕層にも重点を置き、よりディープな旅行スタイルや地方観光の発展を推進していくと述べた。
報道資料によれば、同署の陳玉秀(ちんぎょくしゅう)署長が16日に訪日し、JATAや阪急交通社のトップとそれぞれ面会。日本人訪台観光客の誘致や観光協力の深化を図ったという。