(東京中央社)台北市政府観光伝播局(観伝局)は10日、大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンで、台北観光のPRを行い、五感で楽しむ旅を紹介した。市のマスコット「熊讃」(ブラボーベア)も登場し、独自のダンスを披露したりするなどして会場を盛り上げた。
「台北、楽しさ色々」と題した日本向け観光キャンペーンの一環で、大阪観光局と協力し実施した。
薛秋火副局長は同パビリオンでの台北観光PRイベント実施について、国際的な一大イベントである万博を通じて、各国の観光客に台北の魅力を知ってもらえればと考えたと説明した。
イベントには、吉村洋文大阪府知事や溝畑宏大阪観光局理事長も出席した。薛氏は台北の特色ある手土産を吉村氏に手渡すとともに、台北訪問を要請した。台北を複数回訪れたことがあるという溝畑氏は、台北でグルメや温泉、温かい人情味を身をもって体験してほしいと日本の人々に台北の魅力を紹介した。