中部・台中市で、高校生が路線バスの車内でお気に入りのキャラクターのぬいぐるみ(通称・推しぬい)を紛失するも、回収したバスの運転士がケースを修理した上で返却する出来事があった。市政府交通局が今月5日、心温まるエピソードとして紹介した。
運転士の康煉傑さんは先月下旬のある日、1便目の運行を終えた後、車内の見回りの際にぬいぐるみを見つけた。沿線の高校に通う生徒が落としたものだろうと考え、SNSで持ち主を探す投稿をした。さらに「ぬいポーチ」と呼ばれるケースの部品が壊れていたため、工具を用いて修理した。
康さんの投稿を見つけた高校生がこれに返信し、翌日にバス車内で受け取った。お礼として飲み物を手渡したという。
交通局の葉昭甫局長は報道資料を通じ、公共交通機関は安全で便利なサービスを提供するだけでなく、町の「人情味」も運んでいると語った。

