北部・新北市政府は3日、高齢や慢性疾患、認知機能の低下などで介護が必要な犬や猫を対象とした長期介護施設を中和区で開設した。動物を対象とした台湾初の長期ケア施設となる。侯友宜(こうゆうぎ)新北市長は開所式で、「人間と同じように、動物も高齢化や病気、障害といった問題に直面する。家族の一員として最期まで大切にしてほしい」とあいさつした。
市の動物収容施設「中和動物之家」を改修したもので、リハビリ設備や屋外運動スペースを新設した他、犬が活動しやすいように犬舎環境を整備した。
建物には調光機能付き照明を導入し、動物に配慮した配色を採用した。また、足の不自由な動物でも日光や屋外の景色を楽しめるように、低い位置に窓を設けている。市は高齢動物などの飼育支援策として、獣医師によるリハビリや健康管理に関する無料講座を毎月開催する。
侯市長はこの日、獣医師とともに保護犬のリハビリを体験し、パイプ製車いすや水中ランニングマシン、バランスボールなどのリハビリ設備を視察した。


