(プラハ、台北中央社)チェコのプラハ国際空港に設置されている自動化出国ゲートの電子案内表示から、以前は表示されていた中華民国国旗のイラストが削除されていたことが分かった。これに対し同空港は3日、内容を全面的に見直す措置の一環で、今後は全ての国旗を削除して国・地域別コードのみを表示すると説明した。台湾のパスポート所持者は引き続き同ゲートを利用できるとしている。
プラハ空港では今年5月15日から、台湾人や英国人、日本人、韓国人がシェンゲン圏外に出国する際、自動化ゲートを利用できるようになった。ゲートの案内表示には、中華民国、英国、日本、韓国の国旗に加え、欧州連合(EU)旗が表示されていたが、6月中旬には中華民国国旗だけが削除されていることが確認された。
これを受け、外交部(外務省)は3日、駐チェコ代表処(大使館に相当)に状況確認を指示したとし、台湾のパスポート所持者は引き続き自動化ゲートを利用できることを確かめたと説明した。
また、プラハ空港の広報担当者は中央社の取材に対し、来週からは利用対象に低リスク国・地域をさらに追加する予定だとし、表示は国・地域別コードだけにすると語った。
プラハ空港には2023年7月からチャイナエアライン(中華航空)が台北からの直行便を運航している他、スターラックス(星宇)航空も今年8月に台北線を就航させる予定で、観光やビジネス往来の増加が見込まれている。
