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頼総統「食の安全」重視の姿勢示す 食用油の発がん性物質基準値超え受け/台湾

2026/07/06 16:17
台北市内で取材に応じる頼清徳(らいせいとく)総統=中央社記者王飛華撮影
台北市内で取材に応じる頼清徳(らいせいとく)総統=中央社記者王飛華撮影

(台北中央社)中部・台中市の中聯油脂が製造した食用油から基準値を超える発がん性物質のベンゾピレンが検出された問題。頼清徳(らいせいとく)総統は6日、政府として食の安全を第一に考え、情報公開を通じて透明性を確保していくと話した。

衛生福利部(保健省)食品薬物管理署によると、中聯油脂は自主検査で、大豆油を原料とするサラダ油約1300トンから、1キログラム当たり8.1マイクログラムのベンゾピレンを検出したため、今月1日までに自主的に通報した。台湾の「食品中汚染物質・毒素衛生基準」では、ベンゾピレンの含有量は1キログラム当たり2.0マイクログラム以下と定めている。

同署は2日、問題の油が供給された食品メーカー3社に対し、スーパーなどの販売業者へ通知して対象商品の撤去や回収を行うよう指示した。さらに5日には、3社から商品を購入した257社のリストを公開した。

また、この257社に対し、問題の油を使用して製造した油製品や、問題の油が20%以上含まれている加工製品は撤去と回収を行い、油の含有率が20%に満たないものについても製品名を自主的に公開するよう求めた。期限は6日中とした。

頼総統は6日に台北市内で取材に応じた際、調査結果を待ち、再発防止のためにさらなる原因究明や改善を行うと言及。これまでの政府の対応を説明した上で、257社に製品名の公開を求めることで、人々の知る権利を確保すると述べた。

その上で、追及すべき責任は全て追及し、厳正に対処すると強調した。

(呉欣紜/編集:田中宏樹)

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