(台北中央社)中部・雲林県政府は19日、テレビ東京系の食品通販番組「虎ノ門市場」の事業運営を受託するコーポレートプレスメント(東京都港区)と協力覚書を締結したと発表した。番組を通じて県産の農産加工品を販売し、3000万台湾元(約1億4000万円)の売り上げ目標を目指すとしている。
同県の報道資料によれば、覚書は10日、張麗善(ちょうれいぜん)県長とコーポレートプレスメントの勝田康平代表取締役が署名した。張氏は11~14日に都内で開催された食品・飲料展示会「フーデックスジャパン」参加のために訪日していた。
県は今後、ドライフルーツや調味料、インスタント食品など、地元の高品質な農産加工品を輸出し、日本の消費者に台湾の天然のおいしさを味わってもらうことを目指すと言及。加えて、台日間の農業や食品貿易の協力関係強化にも期待しているとした。
(編集:田中宏樹)