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僑務委員会トップが辞任 家族の公的資源乱用疑惑で 行政・司法調査を自ら要請/台湾

2026/10/07 13:17
7日の記者会見で辞任を表明した僑務委員会の徐佳青委員長
7日の記者会見で辞任を表明した僑務委員会の徐佳青委員長

(台北中央社)華僑関連業務を担当する僑務委員会の徐佳青(じょかせい)委員長(閣僚)が7日、辞任を表明した。徐氏の家族が在外代表機関の公的資源を乱用したなどの指摘が野党の立法院党団(国会議員団)から上がっていた。徐氏は記者会見で事実関係を否定し、行政・司法調査を自ら要請したと明らかにした。

野党・民衆党立法院党団は5日、記者会見を開き、徐氏の公金や公的資源の乱用の疑いを指摘。徐氏が米ニューヨークやワシントンを年間少なくとも3~4回訪問していることに触れ、頻繁に米国に渡航しているのはワシントンに住む米国籍の夫や息子に会うためではないかと批判した。また、夫が代表機関の公務車両を使用したことや、2022年の欧州出張の際に、未成年の息子を「撮影官」という架空の肩書で同行させていたことなどを告発し、公務員の利益相反の回避に関する規定に違反しているなどとして、徐氏に即時停職を要求していた。

徐氏は記者会見で、自身の職務に対するデマや歪曲が一部の立法委員(国会議員)から繰り返し流されたとした上で、事実の説明や真相解明、大量の資料提示を行っても理性的に議論することがかなわなかったと説明。そのため、行政・司法調査を自ら要請したと述べた。調査には全力で協力し、決して逃れることはないとし、最終的な調査結果を尊重する姿勢を示した。

辞任については、行政と司法調査機関の客観性、独立性を確保し、職位の清廉性と規律を守るためだと述べた。

行政院(内閣)は7日、外部から指摘された事項については調査中だとしつつ、職位の清廉性を守りたいとする徐氏の意向を尊重し、卓栄泰(たくえいたい)行政院長(首相)が辞任の申し出を受理したと発表した。

(賴于榛/編集:名切千絵)

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