(台北中央社)国防部(国防省)は30日、陸軍の実動演習「陸勝2号」を10月14日から23日まで実施すると発表した。昨年の「陸勝1号」では7日間だった期間を10日間に延長し、新たに無人機の運用も行うとした。
陸軍教育訓練・準則発展指揮部副指揮官の林士偉少将は記者会見で、演習について、国土防衛作戦を遂行する上での重要な基礎能力を確立することで、聯合兵種旅(諸兵科連合旅団)以下の部隊における戦場での指揮・統制、戦術運用、常備・予備役部隊の合同訓練、指揮・参謀業務を錬成すると話した。
林氏によれば、演習は実兵対抗形式で行い、北部・桃園市の聯合兵種第296旅と南部・高雄市の聯合兵種第564旅が演習部隊を務める。
演習区域は北部に移す。昨年は主に中部や南部で実施していた。部隊が作戦地域内の地形上の要点や兵力・火力の配置、運用に習熟できるようにすることを狙う。
また、台湾戦術ネットワーク(TTN)や低軌道衛星を利用した通信サービス「ワンウェブ」などの指揮・統制装備とバックアップ態勢を運用し、将兵が多様な情報通信手段に習熟できるようにする他、M1A2T「エイブラムス」戦車などの新型装備の戦術運用を検証する。無人機による偵察や攻撃などの訓練も行うという。