(東京中央社)自民党の萩生田光一幹事長代行は9日、台北市の国立政治大学安倍晋三研究センターが東京都内で開いたフォーラムで基調講演を行った。2021年に中国が禁輸措置を取ったために台湾産パイナップルが供給過剰となった際、安倍晋三元首相がPRしたことを振り返った。
安倍氏は21年4月、台湾産パイナップルを手にした写真をツイッター(現在のX)に投稿。当時の蔡英文(さいえいぶん)総統がこれを引用する形でリツイートした。
萩生田氏は、これにより日本で台湾産パイナップルを購入する動きが広がったと指摘。最近では台湾から輸出されるパイナップルの99%が日本向けだったとする報道に触れ、これはまさに「自由パイナップル」の精神だと述べた。
その上で「自由パイナップル」は日台友好の象徴だけでなく、民主主義国家が協力して経済的脅迫に立ち向かう力を示したものだと言及。安倍氏が残した遺産は現在も、日台間の友情や信頼関係をより高いレベルへと押し上げていると語った。