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立法院、中国の妨害行為を非難 全会一致で提案可決 頼総統エスワティニ訪問で/台湾

5月上旬にエスワティニを訪問した頼清徳総統(左から2人目)。左端は同国の国王ムスワティ3世(総統府提供)
5月上旬にエスワティニを訪問した頼清徳総統(左から2人目)。左端は同国の国王ムスワティ3世(総統府提供)

(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統のアフリカ南部エスワティニ(旧スワジランド)訪問が中国の妨害行為によって一時見合わせを余儀なくされたことを巡り、立法院(国会)は5日、中華人民共和国政府の粗暴な行為を厳しく非難する提案を全会一致で可決した。提案は与党・民進党立法院党団(議員団)が提出した。

頼総統は当初、4月22日にエスワティニ訪問に出発予定だったが、セーシェル、モーリシャス、マダガスカルの3カ国が、中国の圧力を背景に専用機の飛行許可を取り消したため、出発を見合わせた。その後、事前に情報を公表しない形で、エスワティニが派遣した専用機で渡航し、5月2日から5日にかけてエスワティニ訪問を実施した。

民進党団は4月24日、与野党共同で中国の圧力を非難する決議の作成を本会議に提案。この日の本会議で、第2野党・民衆党団から、民進党団案をそのまま可決するよう提言があり、出席の立法委員(国会議員)からは異議が出されなかった。このため、民進党団の提案が可決された。

可決された提案には、立法院が与野党を問わず、中華民国(台湾)総統の公式訪問を固く支持することや、中国政府が脅迫的手段で中華民国元首の専用機の飛行許可を取り消すよう第三国に迫った粗暴な行為を厳正に非難することなどが盛り込まれた。また、中国の行為は国連憲章や国際民間航空条約の精神、外交慣例に反し、第三国の主権への公然たる干渉だと指摘した。

(王揚宇/編集:名切千絵)

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