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八田與一技師の慰霊祭 頼総統「台湾と日本の感情を緊密にした」

八田與一技師の慰霊祭に出席した頼清徳総統(中央)=5月8日、台南市
八田與一技師の慰霊祭に出席した頼清徳総統(中央)=5月8日、台南市

(台南中央社)日本統治時代に台湾の水利事業に尽力し、南部・台南市の烏山頭ダム建設を手がけた八田與一技師の慰霊祭が8日、現地で開かれた。頼清徳(らいせいとく)総統は、同ダムが目に見えない働きを発揮し、台湾と日本の感情を緊密にしたと語り、感謝の意を示した。

5月8日は八田技師の命日。頼総統は、八田技師が同ダムとかんがい施設の「嘉南大圳」を建設し、台湾に貴重な遺産を残したと紹介。一生涯を台湾にささげたことに触れ、多くの台湾人が家族のように感じていると語った。

さらに、同ダムなどの建設で約15万ヘクタールの土地が豊かな農地となり、農民の収入増加につながったと説明。現在では稲作だけでなく、精密農業やコチョウラン栽培なども行われ、農家の生活が改善されて子供たちの教育機会が拡大し、台湾社会は進歩し続けられたと語った。

その上で、農業の進歩があってこそ、工業やテクノロジー産業が発展できたとし、全世界で求められる半導体製造企業も同ダムの水を利用していると強調。また、現在の緊密な台日関係は、100年の年月を経て築き上げられたものだと語った。

慰霊祭には、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の隅修三会長や安倍晋三元首相の妻、昭恵さん、黄偉哲(こういてつ)台南市長、八田技師の出身地、石川県金沢市の村山卓市長らも出席した。

(張栄祥/編集:齊藤啓介)

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影片來源:presidentialoffice
八田技師の銅像に花を手向ける安倍昭恵さん(手前中央)ら=5月8日、台南市(同市政府提供)
八田技師の銅像に花を手向ける安倍昭恵さん(手前中央)ら=5月8日、台南市(同市政府提供)
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