(台南中央社)南部・台南市は7日、石川県金沢市と観光・文化交流促進に関する合意書を締結した。両市の友好関係と相互発展の促進を目指す。台南市が同日、報道資料で明らかにした。
調印式が台南市政府で行われ、黄偉哲(こういてつ)台南市長と村山卓金沢市長が合意書に署名した。佐々木紀・国土交通副大臣からも祝賀のビデオメッセージが寄せられた。
両市は、日本統治時代に台南の烏山頭ダムを設計した八田與一技師が金沢出身であることを縁に、交流を深めてきた。2017年には両市議会が友好交流協定を結んだ。台南市は、八田の命日である5月8日に合わせて毎年墓前祭を開いており、金沢市も2011年から墓前祭に参加している。烏山頭ダムのそばには、八田を記念した文化施設「八田與一記念園区」もある。
黄市長は、同園区が完成した2011年以降、金沢市は毎年関係者を墓前祭に派遣していると紹介し、合意書の締結を通じ、双方の観光や文化伝承の面における協力がさらに深く、広範囲になり、世代や国境を超えた友情が末永く続いていくよう願った。
村山市長は、金沢市が八田の墓前祭に初めて参加して以降、双方は観光や市議会、民間団体などの面で相次いで友好関係を構築し、互いに思いやってきたと述べ、合意書の締結を通じ、民間や若い世代の交流を推進し、両氏の友好関係と相互発展を促進できるよう期待を寄せた。
村山市長ら金沢市の訪問団は6日から台湾を訪れており、8日には烏山頭ダムで開かれる八田の墓前祭に出席する。