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大規模リコール/立法委員7人のリコール投票始まる 原発再稼働巡る国民投票も実施/台湾

2025/08/23 08:05
台湾の投票所(資料)
台湾の投票所(資料)

(台北中央社)立法委員(国会議員)7人に対するリコール(解職請求)の賛否を問う住民投票が23日、4県市7選挙区で始まった。また、台湾電力第3原子力発電所(南部・屏東県)の再稼働に関して賛否を問う国民投票も全国で開始した。いずれも午後4時に締め切られ、即日開票される。

いずれの投票も有効な賛成票が反対票を上回り、かつ賛成票が有権者の4分の1以上に達すれば成立する。

リコール投票の対象は北部・新北市、新竹県、中部・台中市、南投県の各選挙区で選出された、最大野党・国民党の立法委員。先月26日には9県市の各選挙区で国民党の立法委員24人に対するリコール投票が行われ、全て不成立となった。

▽ 5月に「原発ゼロ」になった台湾 再稼働の賛否問う

台湾では5月に唯一稼働していた第3原発2号機が運転期間を終えて停止し、現在は「原発ゼロ」となっている。国民投票では「第3原発の安全性に懸念がないことが主務機関により確認された後にその運転継続に同意するか」を問う。

投票の実施は第2野党・民衆党が提案した。同党や国民党は賛成票を、与党・民進党は反対票を投じるよう呼びかけている。

(高華謙/編集:田中宏樹)

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