(台北中央社)台湾高速鉄道(高鉄)が、再来年下半期に営業運転を開始する予定の日本製新型車両の受け入れ準備を進めている。史哲(してつ)董事長(会長)は28日、報道資料を通じて、延べ100人を超える職員が日本で訓練を受けた他、南部・高雄にある車両基地の拡張などを行っていると明らかにした。
高鉄によると、日本で製造が進む新型車両「N700ST」の第1編成は来年8月に台湾へ搬入し、試験で安全性を確認した後、営業運転に投入する予定。史董事長は最近、複数回訪日し、進捗(しんちょく)状況の確認や調整を行っているという。
史董事長は、現在の最重要任務は一日も早く利用者に新型車両の先進テクノロジーや快適さ、きめ細やかなサービスを体験してもらうことだと強調。すでに14回にわたり職員を日本に派遣し、日本側と受け入れ作業の詳細を話し合ったと述べた。
また高雄の左営車両基地では新たな整備スペースの建設を進めている他、燕巣工場などでも拡張を行い、将来的に2種類の車両を整備できるようにすると説明した。
新型車両は2028年までに12編成が導入され、ピーク時の輸送力は現在より25%増強される見通しだ。
史董事長は26~29日に千葉県幕張メッセで開かれた鉄道技術展に出席。新型車両の製造に協力したメーカーなどと面会し、今後の協力内容について意見交換した。
