昨年に南部・台南市で開かれたクリエーティブ産業の祭典「クリエーティブエキスポ台湾」(台湾文博会)のイメージキャラクターとして誕生した「巷仔Niau」。会期終了後も同市のイベントなどにたびたび登場している。市文化局は2日、市内の史跡をテーマにした「巷仔Niau」のミニフィギュアを発売すると発表した。
ミニフィギュアは、オランダ統治時代に築かれた「安平古堡」(ゼーランディア城)、清朝末期から日本統治時代初期に建てられた倉庫にガジュマルの根が絡みついた「安平樹屋」、清朝が築いた要塞「億載金城」、オランダ時代の城塞跡に造られた清代の楼閣「赤崁楼」の4カ所を題材にする。3日から1年間、それぞれの史跡で販売するという。
同局は今後、さまざまなデザインのフィギュアを販売し、親しみやすい方法で台南を紹介すると説明。今月中旬から下旬にかけて、他の土産品も発表する予定だとした。

