(台北中央社)超高層ビルの台北101は3日、来年1月1日に毎年恒例の花火を打ち上げると発表し、詳細を明らかにした。打ち上げ時間は前回と同じ6分間で、イタリアから輸入した煙の少ない花火を使用する。また米ディズニーとコラボレーションし、27日から5日間、毎晩異なる内容のプロジェクションマッピングを行う予定だ。
台北101の賈永婕董事長(会長)は会見で、音楽やリズムとの連動を重視したと説明。北側や東側からの観賞を呼びかけた。
プロジェクションマッピングについてはディズニーや映画「トイ・ストーリー」のキャラクターらが登場すると紹介。台北101に合わせて制作されたもので、「最終日にはかわいいキャラクターが大集合する」と述べた。大みそかには「台湾の隠れたヒーロー」と題した映像を3分間投影し、日常生活を支えるヒーローに敬意を表すとした。
また今年は台北流行音楽センターと初めて協力し、花火に合わせて流す音楽を公募したことに触れ、若者の音楽作品が世に知られることを願うと語った。
さらに、台北101の花火は台湾人の心の中で非常に重要なものになっていると強調。全ての人が自分だけの感動と力を見つけ、新しい一年がより良くなるのを期待していると話した。