(台北中央社)外交部(外務省)は16日、米西部アリゾナ州のケイティ・ホッブス知事が同日から19日までの日程で台湾を訪問すると発表した。期間中、頼清徳(らいせいとく)総統や半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の幹部などとの面会を予定している。
ホッブス氏の訪台は知事就任以来2度目。同部は「台湾への重視を表している」として心からの歓迎を表明した。
同部によれば、台湾はアリゾナ州にとって8番目の規模の輸出先で、輸入先としては5番目。
またTSMCは同州への投資を進めており、3工場への投資額は650億米ドル(約9兆7000億円)。これに加え、同社の魏哲家(ぎてつか)董事長(会長)兼最高経営責任者(CEO)が今月3日にトランプ米大統領と共に、米国への1000億ドル(約15兆円)の追加投資も発表している。