中国・福建省に近い離島、連江県政府交通旅遊局は8日、旅行シーズン中の輸送力増強のため、6月に北部・新北市の台北港と馬祖の福澳港を結ぶ高速フェリー「南北之星2号」を5往復運航すると発表した。9日から馬祖海上交通の予約サイトで予約を受け付けるとしている。霧の影響を受けにくく、高速で安定した移動に期待が寄せられている。
同局によると、馬祖は春から夏にかけて、物理的な刺激を受けると発光する海洋性プランクトン、ヤコウチュウの活動が活発になり、旅行シーズンとされるが、霧が起きやすく、航空便が欠航しやすい問題を抱えている。このため船会社や旅行会社などと協力し、台湾本島と馬祖を結ぶ高速フェリーを運航するという。
毎週月曜、木曜に運航する。午前に福澳港、午後に台北港を出港する。所要時間は約3時間で298人が乗船可能。大人運賃は1700台湾元(約8500円)から。
同局は中央社の取材に、高速フェリーの定期便運航は約3年ぶりだと説明。今年は6月だけの運航だとしながらも、順調なら来年には4~6月の運航を目指すとしている。