韓国南部の釜山を訪れる台湾人観光客が増加している。帰国後に再び訪れたくなる状態を表す「釜山病」という造語がSNSで流行するほどだという。今年1月から7月までに釜山を訪れた外国人観光客約293万人のうち20%が台湾人で、最も高い割合を占めた。
桃園、台中、高雄の各空港と釜山を結ぶ便を運航する航空会社は、台湾、韓国双方のフラッグキャリアから新興のLCC(格安航空会社)まで10社に及ぶ。韓国メディアによると、大多数の路線で搭乗率が8割以上に達している。
聯合ニュースによれば、韓国空港公社が6日、今年1~7月に釜山と台湾各地を結ぶ路線は6609便が運航されたと発表。2024年の年間運航数に並んだ。
台湾人観光客が釜山を訪れる理由には、グルメ、山と海が都市と融合した環境、旅行のしやすさ、直行便の豊富さなどが挙げられる。台湾人客の増加と直行便の拡充が相互に後押しし、相乗効果を生み出しているとの分析もある。
▽ 台湾人の海外旅行先 トップは日本
交通部(交通省)観光署の統計データによると、今年1~7月に出国した台湾人は延べ約1265万人。目的地は日本が約467万人と最も多く、中国(217万人)、韓国(138万人)、香港(102万人)と続いた。