中部・南投県埔里鎮で29日、漢方文化体験イベント「玩転中薬生活節」が開催される。漢方の展示やマーケット、体験型ワークショップなどを通じて、若い世代を含む幅広い層に漢方の文化や活用法への理解を深めてもらうのが狙い。
同県の漢方薬店事業者でつくる業界団体「南投県中薬商業同業公会」が主催し、今年で2回目。同公会は、近年、漢方に対する人々の理解が薄れ、若い世代が漢方薬店を訪れる機会も少なくなっていると指摘。「より多くの世代に漢方文化を改めて知ってもらう機会になれば」と期待を寄せた。
イベントは埔里鎮立総合球場を会場に実施される。当日は、漢方の展示やマーケットの他、漢方香袋作り、香り札作り、ハーブアロマ制作などの体験コーナーも設けられる。
南投県中薬商業同業公会の陳易昇理事長は「漢方は単なる生薬や技術だけでなく、季節に合わせて心身を整える知恵と文化価値を持つもの」と述べ、漢方産業を現代の暮らしにつなげながら、次世代への継承を図りたい考えを示した。
5日にはイベントのPR記者会見が開かれた。会場では生薬や薬草を使った飾り物、漢方の香りを楽しむグッズなどが展示され、漢方が持つ多様な側面を紹介した。