二酸化炭素(CO2)の排出量削減の取り組みに呼応するため、チャイナエアライン(中華航空)は台湾産食材を使ったベジタリアン向け機内食を提供し、旅客たちに地球環境問題の重視を呼びかけている。
同社は各国の航空会社が加盟する国際的組織「スカイチーム」のメンバー。スカイチームが航空の環境負荷の削減などを目的とした「アビエーション・チャレンジ」(旧サステナブル・フライト・チャレンジ)を2022年に開催して以来毎年参加している。
4度目の参加となる今年は、CI831便台北(桃園)―バンコク線をサステナブルなフライトとして21日に運航。持続可能な航空燃料「SAF」の使用割合を4割に引き上げるなど、これまでの最高だった2割を上回った他、台湾産食材使用のベジタリアン用機内食も用意した。
エコノミークラスではステンレス製食器や地球にやさしい素材で作られたコップやコップの蓋、枕カバー、ヘッドレストカバーなども提供するという。