離島・馬祖(連江県)南竿の民宿で、給料の代わりに食事や宿泊場所を提供する形で猫シッターを募集している。猫の遊び相手をすることなどが必要で、一部のネットユーザーから「夢すぎる仕事だ」との声が上がった。
民宿には5匹の猫がいる。年齢は1歳未満から18歳とばらばらだが、人に懐いているのが共通点だという。
民宿のオーナーの朱さんが中央社の取材に対し、馬祖では毎年10月からオフシーズンになり、従業員が休んだりする時期になると説明。朱さん夫婦も台湾に戻るため、留守中、親戚に猫の食事を頼んだが、その後、猫の相手をする人がいないと、猫たちが不安になると気づき、ヘルパーに来てもらうようになったと語った。
朱さんは、夫婦が去年、2週間の日本旅行を終え、民宿に戻ったところ、猫たちが落ち着いていてヘルパーにべったりな姿を見て驚いたことも紹介した。
民宿の求人広告では、仕事期間14~20日間、毎日約4~5時間猫と付き合うことが必要と記されている。猫砂の掃除やごみを捨てること、時間通りにご飯を与えること、猫の相手をすることなども求められている。

