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線路脇で保護の子猫、列車で大移動か 後ろ足を負傷も駅員の世話で元気に/台湾

2025/06/05 17:49
台東駅で保護されている子猫=読者提供
台東駅で保護されている子猫=読者提供

台湾鉄路(台湾鉄道)台東駅(東部・台東県)で5日朝、運転士が線路脇に子猫がいるのを発見した。列車に乗って移動してきたとみられる。後ろ足を負傷しているものの、駅員の世話を受けて元気に過ごしている。

子猫は前日夜の樹林(北部・新北市)発台東行き自強号(特急)に乗っていたとの目撃情報がある。取材に応じた駅員の鄭柏宣さんによれば、子猫がどこからやって来たかは確かではないものの、台東駅から150キロほど離れた花蓮駅(東部・花蓮県)の時点で車内にいるのを乗客が見かけている。

すでに子猫の引き取りを申し出てきた人もいるというが、鄭さんは、まずは後ろ足の治療を優先させると説明した。

台東駅には現時点で10匹以上の猫が住み着いており、“猫駅長”としてインターネット上で有名になった猫もいる。猫好きの駅員たちがグループを作り、定期的に寄付を募って餌を準備しているという。

(李先鳳/編集:田中宏樹)

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