男女混合の5人でゴムボールを手打ちする競技「ベースボール5(ファイブ)」のユースアジアカップが11日、台北市信義区で開幕した。試合は複数の百貨店が立ち並ぶエリアで行われ、通行人の注目を集めていた。
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)によればベースボール5はキューバの街中で遊ばれていた手打ち野球が原点。打者が自らトスしたボールを手で打つのが特徴で、WBSCが2017年、野球やソフトボールに並ぶ公式競技として発表した。
「なぜバットを持っていないのか」と疑問を口にする通りがかりの人もいた。台湾代表の馮韋国監督は、新しいスポーツなので多くの人に知ってもらわなければと語った。
大会には台湾の他、日本や韓国など計8カ国が参加。14日まで行われる。