(台北中央社)台湾鉄路(台鉄)と大手旅行会社のライオントラベル(雄獅旅遊)が昨年4月から共同で運行する観光列車「山嵐号」が3日、台南(南部)―彰化(中部)間で初めて運行された。途中駅の南部・嘉義県大林駅では翁章梁(おうしょうりょう)県長が乗客を出迎え、街の魅力を紹介した。
山嵐号では、沿線観光や地元の食材を使った料理を楽しめる。台南発は後壁(台南市)と大林、彰化発は社頭と二水(いずれも彰化県)に停車する。
翁県長は地元選出の立法委員(国会議員)らと共に乗客を歓迎。大林にあるかつての映画館「万国戯院」や宿泊施設「成都旅社」などが、官民共同の取り組みにより文化保存の拠点として再生されたことなどを紹介した。
乗客は地元の団体が案内する「没入型」のツアーに参加。翁県長は、鉄道の旅とガイドツアーを組み合わせることで、点・線・面をつなぐ文化ルートが形成されるだろうと語った。
また嘉義県は引き続き、鉄道経済と地域文化を結び付け、乗客が嘉義を通過するだけでなく、実際に足を運ぶようにしたいと意欲を示した。
