北部・新北市政府観光旅遊局は19日、同市の観光スポットでカーテン状に流れ落ちる滝である十分瀑布の前に4Kライブカメラを設置したと発表した。滝の音も聞けるといい、視聴者はまるでその場にいるかのような雰囲気を味わえるとしている。
十分瀑布はスカイランタンを打ち上げることで有名な平溪区に位置する。北米のナイアガラの滝と景観が似ていることか「台湾版ナイアガラの滝」と称され、カーテン型としては台湾最大となる。幅約40メートル、落差は約20メートル。
同局によれば、ライブカメラは9月1日に設置された。滝の全景が楽しめる他、より臨場感が伝わるよう滝の轟音もリアルタイムで収録されており、滝のしぶきに日の光が当たると虹が現れることもあるという。
同局は昨年5月に人気観光地の中和烘炉地、同9月には山間の町・九份、2022年7月には淡水漁人碼頭(フィッシャーマンズワーフ)の3カ所にも4Kカメラを設置。これまでのライブ配信の累計再生回数は3カ所合わせて267万回を超えている。