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きらびやかなフロートが市街地をパレード 伝統行事「鶏籠中元祭」/台湾・基隆

2024/08/18 18:14
基隆市の伝統行事「鶏籠中元祭」の目玉イベント「放水灯パレード」で登場したフロート(基隆市政府提供)
基隆市の伝統行事「鶏籠中元祭」の目玉イベント「放水灯パレード」で登場したフロート(基隆市政府提供)

北部・基隆市の伝統行事「鶏籠中元祭」で17日夜、ライトアップされたきらびやかなフロートが市街地を走行するパレードが行われた。沿道には多くの観客が詰めかけ、一帯は熱気に包まれた。

鶏籠中元祭は先祖の霊や無縁仏があの世から戻って来るとされる旧暦7月に毎年行われる行事。基隆市政府によれば、170年の歴史を誇る。パレードと、水灯を海に流す灯籠流し(放水灯)は同祭りの目玉イベントとなる。

フロートは「宗親会」と呼ばれる各一族の団体組織がそれぞれ走らせる。パレード終了後には、水灯を乗せたフロートが港の望海巷に集結し、火を付けられた水灯が海に放たれた。市によると、水灯が遠くに流れれば流れるほど、現世でもてなしのメッセージを受け取った霊が多いことを意味し、火の勢いが大きければ大きいほど、その一族の運勢が良くなると信じられているという。

(沈如峰/編集:名切千絵)

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