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台南の国定古跡、台風対策の作業中に一部損壊/台湾

2024/07/23 18:35
雉堞の一部が損壊した「大南門」=台南市で2024年7月23日、中央社記者楊思瑞撮影
雉堞の一部が損壊した「大南門」=台南市で2024年7月23日、中央社記者楊思瑞撮影

台風3号の接近に伴い、南部・台南市の国定古跡に登録されている「大南門」で台風対策の作業を進めていたところ、雉堞(上部の凹凸状の短い壁)の一部が損壊した。市文化局は、規定にのっとって修復するとしている。

損壊した部分=台南市で2024年7月23日、中央社記者楊思瑞撮影
損壊した部分=台南市で2024年7月23日、中央社記者楊思瑞撮影

同局によれば、アクシデントは城門近くに植えられている樹木の撤去作業中に発生した。樹木がすでに腐敗していて倒れる恐れがあったため、安全性を考慮して撤去することに決めたという。

南大門は国定古跡「台湾府城城門及城垣残蹟」の一部。台湾府城は1725年に建設され、大南門も建設当初に設置された。後に改修や修復工事が何度か行われている。

(楊思瑞/編集:名切千絵)

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