旧正月(春節、今年は2月10日)前の需要増を受け、北部・台北市の花市場「台北花市」の営業時間が2段階に分けて延長される。同花市を運営する台北花卉産銷が25日までに発表した。
第1段階は26日から実施され、営業時間は午後3時まで延長される。第2段階は来月5日から旧暦大みそかに当たる9日正午までの108時間連続営業になるという。
台湾では旧正月に花を飾る習慣があり、毎年、この時期になると、各地の花市場は大勢の買い物客でにぎわいを見せる。主に切り花が使用され、1日当たりの取引量は今のところ、約5.9万束だという。
春節を迎える1週間前はピークになるため、農業部(農業省)は2月5日から1日当たりの花の供給量を増加させ、最大で現在の2.8倍となる17万束に増やす方針。