台湾では来年1月13日、総統・副総統選挙が行われる。各陣営の総統・副総統候補の安全を守るための専門部隊が9日、結成され、憲兵指揮部に所属する爆発物探知犬も一員として加わり、今後は候補者たちの訪問先でパトロールや爆発物の探知などの任務に当たる。
頭には騒音防止用の耳カバー、足には滑り止めの靴を着用しており、犬種は優れた嗅覚を持つラブラドール。TNT(クラスター弾)やC4(大型爆弾)、黒色火薬などの爆発物を効率的に探知できるという。同指揮部には現在、11匹の爆発物探知犬が待機している。
9日に結成された専門部隊は政府情報機関・国家安全局特殊勤務指揮センターのメンバーで構成され、約220人が配置される。