台湾プロ野球の台鋼ホークスが13日までに、元阪神の福永春吾投手(29)を獲得したと発表した。球界に新規参入し今季は2軍にのみ参加している同球団にとって外国人助っ人第1号となる。
台鋼は来季の1軍参戦を見据えた戦力の観察やテストの一環だと説明。同じく日本人の横田久則氏が投手コーチとして在籍していることは、福永の実力発揮にプラスになると期待を寄せた。
2020年の阪神退団後、日本の独立リーグや台湾の社会人チームに所属した福永。7日に開かれた入団記者会見では「全力でチームの勝利に貢献する」と誓うとともに、プロ球界でプレーした経験を若い同僚に伝えたいと意欲を見せた。
台鋼によると、福永は早ければ21日にも公式戦デビュー登板するという。