中部・彰化県の皮膚科診療所で、診療受け付けのための行列に代理で並び、報酬を受け取る行為が横行している疑いがあり、県衛生局が調査に乗り出したことが分かった。
同診療所は患者の数が多いことから、インターネットや電話での診療受け付けを取りやめ、現地での受け付けと事前予約のみにした。また昨年5月からは、40人だった各時間帯ごとの受け付け定員を、平日は25人、土曜・祝日は15人に減らしたことから、インターネット上で「行列代行」が現れ始めた。
記者が代行を行う男性に連絡を取ったところ、1500台湾元(約7500円)で引き受けるとの回答があった。先に予約金として500元(約2500円)を払い、診察の30分前に合言葉を伝えて残りの代金を払うことで、列に並べる仕組みだという。
県衛生局の葉彦伯局長は2日、中央社の電話取材に対し、すでに調査を始めていると認めた。これまでの調べで、代行を行っているのは一人だけではないことと、診療所は詳細を把握していないことが分かっていると話した。
葉氏は、衛生福利部(保健省)が診療受け付けの行列代行について、医療法が定める医療広告規定に違反するとしていると指摘。報酬を受け取って代行した場合、最高で25万元(約125万円)の罰金が科せられると説明した。

